







※画像は第3版のものです
(第4版「まえがき」より抜粋)
実際の大空を飛び続けているのは、技術そのものではなく「材料たち」です。
そして空の安全は、製造・運航・整備の地道な努力の積み上げによって守られています。
今回の改訂では、各材料がどのように使われているのか、またその選ばれた理由についても丁寧に触れることを心掛けました。
これから航空機に関わる方、そして既に現場で活躍されている方々にも、材料に少しでも親しみを持っていただければ幸いです。
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力学の基礎から始まり、材料力学、材料の結晶組織、金属、非金属材料、複合材料の種類と用途、航空機構造部への接着等を解説しています。
航空整備士を目指す方はもちろん、航空機製造・設計技術者、ドローン・空飛ぶクルマ関係の方にもハンドブックとしておすすめです。
内容:
力学および材料力学の基礎(力学の基礎、材料力学の基礎)。
材料の強さと結成組織(静的強さ、硬さ、疲れ強さ等)。
金属材料(現在の航空機の構造材料、鉄鋼一般、炭素鋼、チタニウム合金等)。
非金属材料(プラスチック、接着剤、シーラント等)。
複合材料(FRCMの基材、FRCMの製法、複合材料の検査、複合材構造の修理等)。
ISBN978-4-909612-45-8